「チャイナ・ビズ・フォーラム(China biz Forum)」は
中国ビジネスに対しての「ローアングルからの攻め方」を共有する場です。
中国ビジネスの事例研究を通じて、中国市場の特質や
リスクを踏まえた攻略の秘訣など対中ビジネスの“勘どころ”を
会得していただくことを目的としています。
チャイナ・ビズ・フォーラムは2012年年、「高齢者介護をめぐる日中の架け橋」をメインに活動を行います。また、中国の農業、林業事情についてフォーカス、現地における情報収集、日本での情報交換会を行う予定です。
上海発、高齢者施設視察ツアーの受入れ
中国でも早晩迎える高齢社会に向けて、高齢化先進国日本への関心が高まっています。チャイナ・ビズ・フォーラムは、中国からの高齢者施設視察ツアー受け入れに取り組んでおり1月と2月に会合を持ちました。4月に催行予定の上海発ツアーは、福岡、大阪、東京、北海道を10日間の日程で回ります。参加者の目的は、日本の先進的な高齢者介護の現場を見学し中国の事業展開への応用を探ることにあり、日本企業とのパートナーシップも模索しています。
同時にチャイナ・ビズ・フォーラムでは上海のシルバー産業の実態調査を有料にてお引き受けしています。ご関心のある方はお問い合わせ下さい。
日本の山林を知る
日本の山林をめぐる最近の事情について、2月、有志が集まり情報交換会を行いました。日本の木材需要は1973年にピークに達し、その後オイルショック、バブル景気の崩壊、その後の景気の後退とともに減少を続けています。木材需要の需要低迷は「山林の放置」を招き、製材所の衰退、山林労働者の不在、さらには山林所有者の不在と山の無価値化が進んでいます。他方、中国では「買いたい」という需要が旺盛です。最近は、チャイナ・ビズ・フォーラムにも「買いたい」と積極的にアプローチする中国人もいます。うまくマッチングできないかを模索しています。ご関心のある方はお問い合わせください。
日本の農業を中国へ
四川省某氏より、「今、食肉用うさぎの飼育が現地では熱い」との話を頂きました。うさぎは成人病を回避するという理由から、四川省では注目の養殖業です。同氏は日本の投資家を募っています。ご関心のある方はお問い合わせください。
上海でさとうたけしさんが「ライブペイント」
上海における「元気な日本」展示会でさとうたけし氏がパフォーマンスに臨みます。ローラーだけで描くスピード感とパワー溢れるタッチ、これまで多くの人々を魅了してきました。ちなみに同氏は2011年2月に開催されたチャイナ・ビズ・フォーラム「上海の会」にご参加され、そこでの交流から上海進出の足がかりをつかんでいらっしゃいます。次のようなメールもお寄せ頂きました。「以前お誘いいただいた会にてお会いした方のご紹介で実現いたしました。まず一言お礼を申したくメールいたしました。有り難うございました。初めての中国ですので少し緊張しますが、イベント成功に向けてがんばりたいと思います」。イベントの詳細は以下の通りです。
メイン会場:上海マート(一般開放日は2月24日(金)~26日(日)
開会式:花園飯店(上海)2012年2月23日(木)
LIVE PAINT act. ライブペイントアクト/www.livepaint.jp
2012年1月24日に張輝講師をお迎えし、≪『製造力』から『技術力』へと向かう中国最新動向≫についての研究会を開催しました。今回は 知財戦略、 技術経営(MOT)、産業クラスター、異文化ビジネスを主な課題として研究を進めている張輝氏がメイン・ゲスト。現場に行って「Face to Face」で事実を捉え、日中間の「WINーWIN」の関係を積極的に提案される同氏の考え方は、チャイナビズフォーラムの「ローアングルの視点から、中国と日本を考える」の基本コンセプトにも重なります。さて、今回は参加者から寄せられたレポートで当日の研究会の内容をご紹介したいと思います。
脚で集めた情報にこそ価値
会社員・福原政一さん
「中国における「技術」の位置づけが変化してきた。『技術を基にした産業をどこまで立ち上げられるか?』ということを、中国を動かす中国人たちが真剣に模索しはじめた」――。
今までと違う中国が、動き出しているとの氏の主張には説得力がありました。中国の企業とどう付き合うか、誰が企業を動かしているか、それは信頼できる企業か、その企業の能力はどの程度か・・・。私も経験した「白酒」による乾杯交流は過去のことになってしまったようです。
日中の関係、いよいよ「ほんものの時代」がやってくると力説された張氏の主張を
帰宅してから、反芻しています。
参加者の間でも意見交換は活発で、中国からの出張帰りのA氏は、上海のバンドで体験したビルの谷間から打ち上がる無数の花火を見ての、春節を迎えて沸く街の様子を熱く語ってくれました。中国の協力工場に出張する経営者のB氏は、現地の中国人社員と本音で交流することが大事だとその体験談を披露してくれました。
個人的な感想ですが、今回のフォーラムに参加して、2つの点で収穫がありました。一つは、中国に関する情報は、そこに住んで、中国の人たちと関わりを持った人でないと分からないことがある。新聞やマスメディアの情報には「?」の部分あり、ということ。張先生の「曇りのない視点」(主宰、姫田さんの言葉から)と、中国と日本をこよなく愛する氏の「足で集めて、明晰な頭脳で分析する」姿勢から発せられるメッセージに、「そうだったのか!」の連発でした。
二つ目は、中国が時々刻と変化している事実。その根底には意思決定の早さがあるようです。
私のように、「中国をちょっぴり知っている」と錯覚している人間にとっても刺激があるものでした。今日の集まりで、「さらに見えてきた中国」があります。
参加者の個人的感想の中に本質あり
会社経営者・Mさん
昨今、中国の状況については、各種方法で知ることはできます。その殆どはマクロ経済や軍事情報ですが、ミクロ(個人や町の雰囲気等)的な情報はなかなか聞くことはできません。その意味で、とても貴重なお話を聞ける場であると思っています。
この会にお集まりの方々は、それぞれにご活躍されておられて、それぞれの中国観をお持ちです。よく中国を例えて「盲人、象をなでる」と言われています。それぞれが持つ感想は、個人的な感想ではありますが、物事の始まりは個人からだと思っていますので、皆さんの感想を聞くことによって流れが見えてくることもありますし、もしかしたらその意見がこれからの流れの発端になるかもしれません。この会はとても参考ですし、貴重な集まりだと思っています。
「中国人の気質を学ぶ」
大手メーカー・管理職 Fさん
今回の研究会でお話にあった中国人経営者または、スタッフの貪欲な向上心、すさまじい競争心みたいなものは、東京で仕事をしている私も肌で感じます。のほほんとしている日本人スタッフとは、あきらかにやる気も違うようには見えます。これでは、中国に追い抜かれてしまうな~と思います。
弊社でも、中国人スタッフの誰もが、マーケティングをやりたい、企画をやりたいと言います。「事務方が偉く、ショップの販売スタッフは下」みたいな意識があるようで、国のご両親からも「いつまで販売スタッフやっているか」と聞かれたりするそうです。
ただ、マーケティングとは、企業が製品やサービスを顧客に向けて流通させることであり、
販売は、最後の顧客接点、マーケティングの重要な一部であると私は思っているので、中国人スタッフのその思考に少し違和感を感じないではいられませんし、同時に日々がんばっている日本人スタッフがちょっと気の毒に思います。
向上心があると言えばそうなのですが、会社への忠誠心、ブランドへの愛着を抜きに、意外とすぐ転職のため、やめてしまいます。
「そういうものだ」と思って接し、会社の考え方などを伝えていかなければならないんだなと思いますが、複雑な気持ちでもあります。こうした中国人気質などについても、チャイナビズフォーラムとの出会いでかなり学ぶことができており、よかったなと思っています。
スタッフより
私たちも参加者のみなさんの視点に多くを学ばせて頂いています。こうしたローアングルな交流が、明日の日中ビジネスのヒントとなることを願ってやみません。引き続き活発な意見交流をよろしくお願い申し上げます。
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