在日の中国人が組織する「岡田監督を応援する会」が発足

                                 姫田 小夏

「ぜひこのメンバーで中国に乗り込んだ岡田監督を盛り上げたい」――。

 

129日(日)、「岡田監督を応援する会」の決起会が大井競馬場の八潮グルメシティで行われた。参加者の顔ぶれは私的なフットサルチーム。だが、20人近く集まったプレーヤーの大半は、日本で働く中国人だというから興味深い。

サッカー歴は「大学のクラス対抗で」、あるいは「高校生のとき放課後にやった」という程度で、「コーチの指導は受けたことはない」という人がほとんど。中には「サッカーを通じてカップルになった」という男女もいた。

 

彼らの顔ぶれは実にユニークで、日中のハイテク関連産業を支える逸材たちもいれば、日本の大手企業や外銀に勤める高級人材もいる。出身も瀋陽、上海、四川、杭州、福建、江西などそれぞれだ。そこに、中国ビジネスに従事する日本人も加わる。

 

さて、よくよく観察すると、浙江大学の卒業生が多いことに気づく。浙江省の省都と言えば杭州。杭州と言えばあの岡田監督が単身乗り込んだ「杭州緑城」のお膝元だ。

 

「中国行きを決めた岡田監督を見て、“オカちゃんファン”になった」

「岡田監督、11人の中国の選手たちをどこまで底上げできるだろうか」

「中国サッカーはクラブの利益至上主義、果たして大丈夫だろうか」

 

各人の、岡田監督への思いは熱い。

 

杭州にゆかりのあるサッカー好きの中国人が、東京から発する岡田監督への声援。発起人を務める福建省出身の丹波健氏はこう話している。

 

「この岡田監督のファンクラブを一つ交流のプラットフォームにしたいと思います。これを通じて、日中の交流を深め、ビジネスの人脈を増やせば、公私ともにWin-Winの関係になれるのではないでしょうか」

 

チャイナビズフォーラムでも、このムーブメントをサポートできるような企画を準備していくことができればと思っている。