アジア・ビズ・フォーラム 2015年のチャレンジ

 2014年もあとわずかになりました。今年AbFが開催した研究会はいずれの回とも活況な雰囲気で、参加者同士の積極的な交流を実現させました。他方、今年下半期はバングラデシュに関する書籍発行のプロジェクトが動き出しました。現在、スタッフは取材、翻訳、デザインワークとそれぞれに奮闘中です。2015年上半期、みなさまにその成果をご報告できることを楽しみにしています。


 一方、来年のAbFは、「中国側の歴史認識」を通年のテーマに取り上げます。中国ビジネスにおいて直面する根深い反日感情や政治のギクシャク、その背景には必ず「歴史問題」が背景にあることから、AbFは「中国が日中の歴史をどのように伝えているのか」に注目します。日常、業務繁忙なビジネスパーソンにとっては、なかなか過去に遡る余裕も時間もない中で、あえてここに注目するのは、それが「中国ビジネスの「円滑な展開のカギとなるだろう」という認識を持つに至ったためです。相手国の歴史や、立場・見解を知ることは、中国のみならず外国の動きを正しく理解し、上手に交流する上での第一歩です。私たちを含めまして、日本史すらろくに勉強していない日本人ではありますが、今年は、歴史に背を向けず、ぜひここに向き合ってみたいと考えます。


「現地目線で」「相手国目線で」というのがAbFの一貫したアプローチです。異なるアングルから語るアジアや中国には、必ず新しい発見があります。来年もみなさんとこれを共有したいと思います。2015年もどうぞよろしくお願い申し上げます。