「ダイヤモンドオンライン チャイナレポート・中国は今」より

2008年

【第15回】 日本の大学に学ぶ価値など無い?
中国人留学生の劣化と急減の背景 

[20081225]
留学生の数は多いものの、「中国のトップ大学から日本の大学にはほとんど留学生は来ない」と言われるようになった。賃金、出世、国際的ステイタス、どれをとっても日本留学からは展望が見えて来ないのだ。

 

【第14回】 日本人は意外と知らない
中国人を喜ばせる接待・サービスのツボ 

[20081211]
中国ビジネスにおいては「あなたは特別」という気持ちを表現しなければならないシーンが多い。だが質素倹約と公平平等がDNAに深く刻み込まれた日本人にとって、中国人の喜びのツボを探し当てることは至難だ。

 

【第13回】 住宅ローンの焦げ付き急増!?
でも「借金は踏み倒す」が中国流 

[20081127]
2000
年以降、上海の住宅販売市場は右肩上がりで成長した。そして今般、金融危機による世界同時不況で上海の経済環境はガラリと変わった。失業による返済不能者も、これから続々と出現する可能性もある。

 

【第12回】 消費減退、外資撤退、株価・不動産の暴落、
中国経済に来るべき時が来たのか 

[20081113]
「下がるだけ下がれば、後は上がるだけ」――。
 上海株価指数も1700ポイント台にまで下がった今、「底か」とばかりに証券会社で口座を開く上海人も少なくない。失望と希望が交錯し、上海市民の気持ちは揺れる。崔さん(仮名・40歳)もそのひとり。それを見て年老いた父親がこう言った。
「中国の場合、ゼロが底じゃない。“地下室”もあるから注意しなさいよ」
 笑うに笑えないブラックジョーク。現に中国は今、好循環が一転して悪循環に振れ始めた。北京五輪までのあの勢いはどこへ行ったか、新聞紙面も恐ろしく暗い。「台湾企業が夜逃げ」「アディダス中国撤退」「自動車部品産業が打撃」など、ここ10年来見たことのないタイトルが踊るようになった。

 

【第11回】 経営も中国語もできず人望ナシ!?
在中日系企業の日本人社長たちに問題アリ 

[20081030]
中国の日系企業は2万社を超えたといわれるが、社長職(総経理)はたいていが日本人。経営を知る総経理はほんの一握り。たいていは、日本人総経理たちが見よう見真似で舵取りしていると言っても過言ではない。

 

【第10回】 「所詮、中国」の意識から抜け出せず
上海進出で成果を出せない日本企業 

[20081016]
伊勢丹の中国1号店が今年11月に店を閉める。採算が合わないというのが閉店の理由だ。現地紙「第一財経周刊」でも、「5年連続で売上は下降、来客数はどんどん少なくなり、知名度ある入居テナントも撤退、2007年は11年前の売上の70%でしかなくなった」と報道する。1993年に中国で初出店した「上海華亭伊勢丹」の上海15年の歴史を惜しむ声もある一方で、その撤退が送るメッセージを「上海マーケットへの認識の甘さでは」とする厳しい指摘もある。

 

【第9回】 勤勉有能な日本人観が中国で逆転!
上海で増殖する“ダメ日本人”たち 

[20081002]
今年9月外務省が発表した資料によれば、上海に長期滞在する日本人数は都市別で世界一に躍り出た。上海に来れば仕事もあるし、物価も安い。何より日本国籍ならそこそこ大きな顔をして生活できる――。だが、最近はちょっと様子が違う。「日本人」は以前のように「一目置かれる存在」ではなくなってしまった。上海市民も、以前は「優秀な日本製」=「優秀な日本人」と評価してきたが、実は日本人が現地企業のお荷物になっているケースもある。

 

【第7回】中国最後の生産拠点と日本を結ぶ日本海横断航路は実現するか 

[20080904]
中国東北部で日系製造業の新たな集積地を目指す動きが進んでいる。今ではすっかり神話と化した「中国の安価な労働力で輸出加工」だが、再び立ち上がる気配も。その実現のカギを握るのが日本海を横断する新航路だ。

 

【第6回】 庶民には無縁だった北京五輪景気
恩恵に浴したのは誰か? 

[20080821]
北京市内に五輪ムードの高まりを感じさせないのは、Tシャツにしろ、帽子にしろ、それを身に着ける人口が少ないためでもある。皮肉にもニセモノの排除が成功したために、庶民の五輪消費を遠ざけた形だ。

 

【第5回】 下げ止まらぬ株価と物価狂乱
五輪後の中国は不満の爆発を抑えられるか 
 

[20080807]
中国人の誰もが五輪に賭けた。そして2度目の6000ポイントを夢想した。だが、81日の上海総合株価指数は2775ポイント。物価高騰を株で埋め合わせしてきた庶民の、その憤懣はどこに向かうのか。

 

【第4回】 北京五輪観戦ツアーが予想外の不人気
大地震の影響だけでない本当の理由 

[20080724]
北京五輪も前夜だというのに、どうも盛り上がりに欠ける。旅行会社は日本発の観戦ツアー販売に腐心、中国国内でもチケットを手放す動きもある。五輪特需を狙った観光産業も思惑違いに肝を冷やしている。

 

【第3回】 高価な割に味は中国米と互角?
日本のブランド米が中国市場で大苦戦 

[20080710]
日本産のコメが昨年末と1月に中国に輸出された。077月に送り込まれた第1便が富裕層を中心に売れた手ごたえから、第2便は中国13の地方都市にばら撒かれた。だが半年経った今、売れ行きが鈍っている。

 

【第2回】 中国で横行する和牛肉密輸
当局がついに摘発強化に 

[20080626]
中国はBSEの影響を受け日本産牛肉の輸入を禁止しているが、上海など大都市では和牛を食べられる店が現実に存在する。この需要を埋めるのが日中航路を使って行われる密輸だ。

【第1回】 四川大地震、救援募金の多寡で揺れ動いた中国社会 

[20080618]
四川大地震から1ヵ月、日本人の間でそろそろ話題性も薄れつつあるが、この地震はある副産物をもたらした。「中国では寄付金の多寡が人物を決め、社運を決める」というものだ。